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最低限必要なFXの知識

なぜFXにうまみがあるのか?

為替超入門では、
FXを今もっともうまみのある投資商品としておすすめしています。

なぜそんなにすすめるのか、もっとわかりやすく説明してくれ!
と言われそうなので、ここでは、FXがどれだけお得かを明確に説明したいと思います。

たとえばトヨタの株を買う場合と、
米ドルを買う場合を考えます。

トヨタといえば、東証1部上場企業で、
流動性も高くボラティリティは株の中ではちょうど真中くらいです。

ボラティリティというのは、
値幅の広さのことで、どれくらい価格が変動するか?ということです。

ボラティリティが広い投資対象は値上がり幅も大きい反面、
値下がり幅も大きいことをあらわしています。
(ボラティリティについては「ボラティリティってなに?」を参照してください!)

そして、基本的に通貨の値動きは株より小さく、
米ドルをレバレッジ4倍で保有しても、
トヨタ株より少し小さいくらいのボラティリティになります。

これは2007年7月15日から2008年7月15日までの1年間のデータから、
為替バカが算出した結果です。

トヨタ株のボラティリティは34.02%、
米ドル/円のボラティリティは7.71%になります。

このことから、米ドル/円をレバレッジ4倍で保有すると、
ボラティリティも4倍の30.86%になりますから、
トヨタ株より少し小さいくらいになります。

通貨と株なので単純に比較できるものではありませんが、
ボラティリティが同じ投資対象ということは、
過去の値動きから予測されるリスクも同じということになります。

これでリスクはだいたい同じということがわかりました。

ではリターンがどれくらいになるのかも考えてみましょう。

米ドル/円の金利は大体1.50%になりますので、
これをレバレッジ4倍で保有すると、
年間の受取金利は6%になります。

これに対し、トヨタ株の配当は2.99%になります。

最大のポイントはここで、
リターンが約2倍もある投資対象の方がリスクが小さい、
という点です。

米ドル/円をレバレッジ4倍で保有すると、
年間30.86%の為替変動リスクを負って6%の金利が受け取れます。

トヨタ株を保有すると、
年間34.02%の株価変動リスクを負って2.99%の配当が受け取れます。

あきらかに前者の方がメリットがありますよね?

仮にトレードが非常にうまく、
金利や配当(インカムゲイン)狙いでなく、
値上がり益(キャピタルゲイン)を狙える人ならこの理屈は当てはまりませんが、
もしFXがはじめてとか、投資自体が初めての人なら、
前者の方が有利であることは、素人でもわかると思います。

みなさんご存知のようにここ最近米ドルの金利はかなり下がりましたが、
それでも株よりもはるかに有利なのです。
(米ドル/円の金利が5%だったと考えてみてください。)

これは投資対象に株しか考えていない人にとっては、
衝撃的な事実ではないでしょうか?

このようにFXなら、ローリスクミドルリターンを少なくとも株よりは簡単に実現できます。

このことに気づきだした日本人が、
今どんどんFXに参入していて、
年々、倍々ペースで利用者が増えています。

ただ、日本円の金利が上昇するとこのうまみも薄れていきますので、
スワップに関するうまみは、永久的に続くとは限りません。
(少なくとも今よりはうまみが薄れる可能性があります。)

ですので、為替バカは、
超低金利の今は、かなりのチャンスと見ています。

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