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テクニカル分析MACD(マックディー)
それでは、
具体的なテクニカル指標の説明をしていきたいと思います。
MACDはマックディーと読みます。
日本語では、移動平均収束拡散法と言いますが、
難しい日本名は別に覚える必要はありませんので、
マックディーとだけ覚えてください。
まず以下のチャートを見てください。
画像提供:Infoseekマネー |
このチャートは2006年3月2日から2006年8月16日までの、
NZドル/円のチャートです。
このチャートの下側に表示されている、
緑(MACD)と赤(SIGNAL)の波を描いたような線がMACDになります。
売買サインとしては、
MACDがSIGNALを下から上に抜いたところで買い、
MACDがSIGNALを上から下に抜いたところで売り、です。
つまり、
MACDがゴールデンクロスしたら、
上昇トレンドに転換したと見なし、
MACDがデッドクロスしたら、
下降トレンドに転換したと見なせます。
また、MACDの左の方に数字が書いてありますが、
この数字が0より下でゴールデンクロスしたときはより強い買いサイン、
0より上でデッドクロスしたときはより強い売りサイン、
となります。
基本的に上に書いたこと点さえ覚えておけば、
この指標は使えます(笑)簡単ですよね?
例のチャートで見てみると、
という風になります。
こうやって見ると、
MACD通りに売買すると、
無駄なく利益が汲み取れています。
もちろん絶対にサインどおりに行くというわけではなく、
騙しのサインもあります。
実際に、
0より上のゴールデンクロス(6月上旬あたり)と、
0より下のデッドクロス(3月20日付近)で、
それぞれ1回づつ騙しサインが出ていますね。
MACDは短期と長期の移動平均線の乖離率を、
曲線で表し、その交差点を見ることでトレンドをとらえます、、
と、仕組みを考えようとすると難しいので、
テクニカル指標は使い方だけ覚えるのがコツです。
インターネットが普及した今なら、
いろんなサイトで、MACDなどの有効なテクニカル指標を、
見ることができます。
MACDさえ見れれば、売買サインは読めますので、
上に書いた法則さえ覚えてもらえれば、実際に使えると思います。