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テクニカル分析複数の指標を組み合わせて確率を上げる
テクニカル指標というのは、
万能なものはないので、それひとつでどんな相場にも対応できるというものはありません。
ですので、必ず臨機応変に使いわけたり、
同時に複数の指標を見て考える必要があります。
為替バカの場合はストキャスティクスとMACDと組み合わせて、
両方で買いサインが出た場合に買い出動するようにしています。
こうすることによって、
MACD単発、ストキャスティクス単発の買いサインよりも確度が高くなります。
以下のチャートを見て下さい。
画像提供:Infoseekマネー |
この様に両方のフィルターを通過した場合のみ売買します。
この2つの指標が同時に買いサインを発する時でも、
絶対に当たるというわけではありませんが、
単体での買いサインより確度の高い時だけ買い出動することで、
勝率を上げることが出来ます。
このほかにも有効なテクニカル指標はありますが、
重要なのは、世界中で使われている指標を使用するということです。
相場は長期的にはファンダメンタルズ要因によって動きますが、
短期的にはテクニカル要因によって動きます。
つまり、単に買われ過ぎたから売ろうとか、
売られすぎだから買おうといったように、
国の政治や経済要因には全く関係なく動きます。
また、その延長で、テクニカル指標が買いサインを出しているから買おうとか、
売りサインを出しているから売ろう、
ということで相場が動くこともあります。
そして、外国為替相場は、
日本だけでなく、全世界の外国人が取引に参加しています。
と言う事は、世界中で、ある程度信頼性のあるテクニカル指標を用いた方が、
その指標が出した買いサインに便乗する人が多い、ということなので、
サインが当たる確率があがります。
ですので、一目均衡表など、日本でしか浸透していないようなテクニカル指標よりも、
MACD、ストキャスティクスなど、世界で十分に浸透している指標を用いた方が効果的になります。
為替バカがMACDとストキャスティクスをメインで使用しているのは、
もちろん信頼性が高いということも第一ですが、
こういった理由もあります。