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余談に近い知識

両建ては証拠金が要らない場合がある!?

為替バカは基本的に両建てをやるメリットがわからないので、
どちらかというと両建てには否定的な考えを持っています。
(両建てについては、「両建てってなに?」を参照してください!)

ですので、このページも「余談に近い知識」分類していますが、
たまに両建ての証拠金に関する質問をもらうので、
ここで触れておきます。

両建てを考えていない人にとっては、
このページは読む必要はありません!(笑)

実は両建ての証拠金の取り扱いは、
業者によって異なります。

どういうことかというと、
両建てに限っては、証拠金は必要ない業者が存在します!

両建ての証拠金の取り扱いは、
大きく3種類あります。

米ドル/円を1万ドル買いの状態から、
米ドル/円を1万ドル売りをした場合両建てになりますが、
このケースで証拠金がどうなるのか?で、考えたいと思います。


 証拠金が不要になる業者
1万ドル売りをした時点で証拠金が要らなくなる業者があります。

つまり1万ドル買いをしていた時は、
証拠金が必要でロスカットもありえましたが、
売りをして両建てになった瞬間に、リスクが無くなると考えるので、
証拠金が不要になる業者があります。

このケースではロスカットがなくなります。

当然ですが、両建てをはずした瞬間に証拠金が必要になり、
ロスカットレートも設定されます。


 1万ドル買いの場合と証拠金が変わらない業者
1万ドル売りをして両建てにしても、
1万ドル買いだけをやっていた場合と、
必要証拠金が変わらない業者です。

この場合はロスカットレートの変更はなく、
単にリスクフリーになります。

「両建てってなに?」で書いた、
「精神の避難所的な使い方」に最もニュアンスが近い両建てになるでしょう。


 1万ドル売りの分も証拠金がかかる業者
1万ドルの売りの証拠金も発生するので、
買いと売りを両方やると、証拠金が2倍必要になります。

このケースでは、両建てをやった瞬間にロスカットレートが跳ね上がることになります。

このタイプの業者では、
ロスカットぎりぎりの状態では、
両建てポジションをとることができません。

このタイプの業者は、
業者が両建てを明示的にシステムに取り入れているのではなく、
単に「1万ドルの買い」という注文と、
「1万ドルの売り」という注文を、
個別に出すことによって両建てになってしまうケースで、
システム的に両建てが可能なだけであって、
個々のポジションは普通のポジションとして扱われます。



以上大きく3種類に分類されます。

証拠金が不要になる業者は両建てをしたら証拠金が0倍になります。

1万ドル買いの場合と証拠金が変わらない業者は、
両建てをしたも証拠金は1倍のまま(変わらない)です。

1万ドル売りの分も証拠金がかかる業者では、
両建てをしたら、買いポジションのみの場合にくらべて、
2倍の証拠金が必要になります。

上記を証拠金0倍、1倍、2倍とし、
両建てをできる業者を表にまとめると、、

業者 証拠金
外為どっとコム 2倍
マネーパートナーズ 2倍
インヴァストFX24 2倍
IG証券 1倍
ひまわり証券 1倍
セントラル短資FX 0倍
トレイダーズ証券 0倍
*2019年6月7日時点の情報です

となります。

証拠金が2倍必要になる業者では、
両建てはほとんど意味がないかもしれません、、、

両建てを考えている人は参考にしていただければと思います!

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