為替 超入門 > メルマガバックナンバー > 2008年6月19日号:SAXO系業者の納税タイミングの違いについて
メルマガバックナンバー2008年6月19日号:SAXO系業者の納税タイミングの違いについて
こんにちは、為替バカです。
最近パーマをかけて失敗ぎみで、
唐揚げのような形になっているということを、
先週のメルマガ冒頭で触れました。
----------------------------------------------
まだFXをはじめていない人で、
運用スタイルもきまっていなくて右も左もわからない!
また、どの業者で取引するのかなんてもっとわからない!
と迷っている人が、迷わず口座開設することを
おすすめする業者です。
http://fffx.net/manepa01.html
----------------------------------------------
パーマをかけてしばらく時間が経つと徐々に取れてくるのですが、
いまはちょっとおちついて野口英世みたいになっています。
(今為替バカがどんな髪型か知りたい人は千円札をご覧ください。)
----------------------------------------------------
■SAXO系業者の納税タイミングの違いについて■
----------------------------------------------------
5月のJNS廃業に伴い、
JNSのFX-naviメインを使っていた人の乗換え先は、
kakakuFXプレミアムか、ヒロセ通商のHirose-Traderがいいのではないか?
ということをこのメルマガでお伝えしました。
で、この2つの違いは、
ロールオーバー時に値洗いされるかされないか?の違いであることも、
お伝えしました。
kakakuFXプレミアムはロールオーバー時に値洗いされないのですが、
Hirose-Traderは値洗いされ、新規約定値が変わって行きます。
で、この違いについて、よく言われるのが、
納税タイミングの違いです。
たとえばロールオーバー時に値洗いされない業者の場合、
為替損益とスワップ益は別々に計上されていきます。
この場合為替差益は未確定、スワップ益は確定として扱われるので、
スワップ益については20万円を超えると、
毎年納税義務が発生します。
この場合は仮に為替差損が100万円出ていたとしても、
スワップ益だけ確定申告をしなければなりません。
逆にロールオーバー時に値洗いされる業者の場合は、
為替損益にスワップ益も含まれる形で計上されていきます。
つまりスワップ益が含み益として計上されるので、
決済するまでは未確定になります。
ですのでこの場合は、いくら含み益が発生していようが、
決済するまで納税義務は発生しません。
・・・・・・・・
ということがよく言われているのですが、
実はこれ、業者側はそう解釈しているというだけであって、
本当のところは管轄の税務署によって扱いが違ってくるようです。
・・・・・・・・
ということで、為替バカが住んでいる管轄の税務署に問い合わせました。
その電話相談窓口の方の回答を、
わかりやすく要約すると以下のようになります。
担当者:「FXはしくみが難しいのでわかりません。」
(↑注:14分電話でしゃべった話の内容を要約しています。)
え!!!
そ、そうなの!?
・・・・・・・・・・
ま、まあ確かに仕組みは難しいですよね。
為替バカも話していてどうも要領を得ないな~と思っていたのですが、
電話開始から12分くらいたってから、
「FXって何ですか?」的なことを聞かれました(笑)
それ以降は穏便に電話を終了することに全力を注ぎました。
(これに2分くらいかかっています(笑))
為替バカの管轄税務署は電話をかけると、
自動案内の音声が流れます。
事業所得に関するご相談は1を、、
不動産売却益等に関するご相談は2を、、
とか言うやつです。
この中に、株に関することはありましたが、
FXはありません。
やっぱりブームとは言っても、
まだまだFXで税金を納めている人は少ないのでしょうね。
ということで為替バカの判断では、
今のところ業者側が持っている解釈の通りに納税すれば、
問題ないと思っています。
で、それならどう考えてもHirose-Traderの方が得じゃん!
と思ってしまいますが、金利が年間20万以下の人や、
巨額を単利で運用する人にとってはkakakuFXプレミアムの方がお得になる場合もあります。
これについては、次回のメルマガで、
お伝えしたいと思います。
-----------------------------------
為替バカ
為替超入門:http://fffx.net/
-----------------------------------