株取引の場合、一昔前までは、
店舗型の証券会社に足を運んで対面で注文をするのが主流でした。

しかし、一時期を境にネット証券がものすごい勢いで顧客を獲得し、
今では個人投資家はネット証券で取引している人の方が多いくらいです。

では、FXの場合、この辺の事情はどうなっているのでしょうか？

実はFXの場合も株のネット証券と同じく、現在ネット取引が主流で、
ネットで取引する方がかなりメリットがあります。

ここではどういったところにメリットがあるのかを、
書いてみたいと思います。

手数料が安い

なんといっても、一番のメリットはこれだと思います。

電話取引をした場合の手数料を比べると、
たとえば外為どっとコムの場合は、
1万通貨の取引がインターネットの場合は往復200円ですが、
電話取引の場合は2000円かかります。

基本的にどこの業者も、
電話取引の方が高くつくのが普通です。

インターネット取引の場合は、
注文を取り次ぐ社員の人件費が不要なため、
その分手数料を安くしても利益が出せるからです。

操作は慣れればそれほど難しくはないので、
インターネットで取引できるようにしておけば、
長い目で見るとお得です。

ネットならではの利便性

為替レートは秒単位で変動しています。

電話取引なら為替レートを確認しようと思っても、
すぐに確認することはできません。

しかしネットトレードなら、ブラウザを立ち上げれば、
すぐにリアルタイムの為替レートを確認することができます。

また、チャートを見てテクニカル分析をしたり、
今までの取引履歴や、
自分のポジションが今どれくらいの損益になっているのかも、
ネットトレードなら簡単に知ることが出来ます。

特にデイトレードなどの短期売買を繰り返す場合は、
ネットの恩恵をフルに受けられると思います。

それ以前に短期売買を電話取引でやると、
手数料がかさんでバカにならないですね（笑）

個人投資家が家でリアルタイムのレートを見たり、
ローソクチャートやテクニカルチャートを見て売買するというのは、
一昔前では考えられなかったことです。

ほとんどプロと遜色ない環境でトレードできるというのは、
電話取引にはないものすごいメリットではないでしょうか？