IFD注文
「IFD」とは、「if done」つまり、
「もし注文が約定したら」という意味です。
新規注文を出すときに、
決済注文も一緒に出すことになります。
つまり、買い注文を出した場合は、
同時に売り注文も出します。
以下の図を見てください。
たとえば、今為替レートが1ドル106円から107円あたりで、
105円まで下がったら反発しそうだと考えた場合に、
1ドル105円の買い注文(注文①)と、
1ドル106円の売り注文(注文②)を出しておきます。
IFD注文では、注文①が約定した場合に、
注文②が有効になります。
つまり、105円で買えた場合だけ、
106円の売り注文が有効になります。
買い注文が約定する前に106円になっても、
売り注文が入ることはありません。
自分で想定した通りになった場合は、
1円の為替差益を得ることができます。
また、当然ですが、105円で買えたとしても、
そのまま下がってしまって、106円にならなければ、
注文②は執行されず、含み損が出てしまうことになります。