細野真宏の経済のニュースがよくわかる本　日本経済編
細野真宏（著）￥1,575（税込）
発売日：2003年1月
おすすめ度：
難易度：

本当の基礎の基礎
為替をやるにも、まず日本経済の基礎を理解していないとはじまりません。
この本は経済について全く何も知らない人を対象にしています。

為替以前に経済がわからないという人におすすめです。

何も知らない人が、いきなり為替の本から入っても、
まずは経済のはなしがわからないと、
理解を深めることができません！

何事もまず全体を知ることが重要だと思います。

それから為替の勉強に入ると、
より効率があがり、スムーズに進むと思います。

細野氏の本はどれも、わかりやすさと深さが同居しています！

今までの経済本に挫折した人や、
経済ニュースを聞いても全くわからないと言う人も、
きっと理解できる内容だと思います。

たとえば、
インフレ、デフレ、モラルハザード、セイフティーネットなどの用語を知らない人でも、
きっちり理解できるように書かれています。

経済と為替は密接に関係しているので、
経済を知ることは、為替を知ることにもつながります。

実は為替バカも巷の経済本や日経新聞に挫折した経験があります。

しかしこの本は理解しながら、さくさく読めたので、
超初心者の人におすすめします！

目次

Section1：円高と円安と日本の景気について

「円高」、「円安」ってどういう意味？

外国為替相場に決まり方について

日本にとっては「円高」と「円安」のどっちが得か？

etc..

Section2：日銀の仕事について

銀行の仕事について

日銀の仕事について

日銀は日本で唯一の「発券銀行」

etc..

Section3：バブル経済について

日本とアメリカの貿易の関係について

”お金を売ったり買ったりする”ってどういうこと？

etc..

Section4：バブル崩壊後の日本と景気対策について

不良債権の処理について

公共事業はやるべきではない？

etc..

Section5：借金大国 日本の現状について

国債について

日本の借金はなんでこんなに増えたのか？

etc..

Section6：政府の財政政策と日銀の金融政策の現状について

国債を大量に発行すると生じる問題点について

「ゼロ金利政策」の解除について

etc..