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最低限必要なFXの知識レバレッジによって効果的に利益を得られるケース
まずはじめに、1ドルを104円とし、
元手104万で1万米ドルを買うケースを考えます。
(ここでは、わかりやすくするため、金利と為替手数料は考えません。)
元手が104万円で、運用額が104万円なので、
104万円(運用額)÷104万円(元手)=1
となり、レバレッジは1倍です。
この状況で1ドル105円になったので、売ったとします。
すると、
104円-105円=1円
これを1万ドル買っていたので、
1円×1万=1万円
となり、為替差益は1万円になります。
この場合、元手104万に対して、利益が1万円なので、
1万円÷104万円≒0.96%
利回りは約0.96%になります。
一方、FXのメリットを生かし、
レバレッジをかけるケースを考えます。
104円で買い、105円で売るという条件は同じで、
レバレッジだけを変えてみましょう。
元手10万で1万ドルを買ってみます。
元手が10万円で、運用額が104万円なので、
104万円(運用額)÷10万円(元手)=10.4
となり、レバレッジは10.4倍です。
同じく105円で売って1万円の為替差益が出ます。
しかしこの場合は元手が10万円なので、
10万円に対する利益が1万円です。
1万円÷10万円=10%
利回りは10%になります。
まったく同じ取引をしているのですが、
元手をいくらにするかによって、
利益率が全く違ってきます。
この場合、レバレッジ1倍だと、約0.96%の利益が、
レバレッジ10.4倍だと10%の利益が出ました。
これは、約0.96%に10.4をかけると10%になり、
リターンが単純に10.4倍になったことがわかります。
0.961538%×10.4≒10%
これが良い方向に働いたときのレバレッジの力です。