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少し実践的な知識

IFO注文

今まで紹介した自動売買注文のなかで、
最も融通が効く自動売買注文が、
IFO注文です。

これは、IFD注文とOCO注文を組み合わせたものと考えてください。

以下の図を見てください。

IFO注文

たとえば、なにもポジションを保有していない状態で、
このように3つの注文を出すとします。

この状況で、IFO注文①が約定すると、IFO注文②と③が有効になり、
さらに、IFO注文②が約定した場合は③がキャンセルされ、
IFO注文③が約定した場合は②がキャンセルされます。

IFO注文①が約定していないのに、②、③が有効になることはありません。

上記のケースでは①、②が通常の指値注文、
③が逆指値の損切り注文になります。

なんだか、一見ややこしそうですね(笑)

新規注文から決済までを、
自分が取れる範囲のリスクで執行することができるので、
サラリーマンでも自由自在の売買が可能になりますし、
夜も安心して眠れるので、差益を狙いたい人にとっては非常に重宝します。

最も融通が効く自動売買注文で、
短期トレード派なら必ず押さえておきたい注文方法です。

IFD注文、OCO注文、IFO注文などの自動売買は、
自分が働いていて相場を見れない場合にさも、
パソコンの前に張り付いているかのように、
融通の効く注文ができることがメリットであると初めに書きました。

それももちろんメリットなのですが、
それに加えてもうひとつ大きなメリットがあります。

それは、売買に感情が入らないということです。

初心者の場合は特にどうしても目先の損を恐れて、
感情的になってしまうものです。

しかしあらかじめ冷静な判断で損切りラインや、
利益確定ラインを決めて自動売買注文を出しておけば、
システマティックに売買が処理されるので、
感情によって損切りラインを変更してしまうようなことはありません。

ですので、感情的になってしまう人や初心者はなおさら、
自動売買でシナリオをたてることが重要になってきます。

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