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本当に超基礎為替ってどうやったら儲かるの?
ここまでで、大体為替の本当に基礎的なところは説明したと思います。
だいたいイメージはつかめましたでしょうか?
ここでは、どうなったら為替で儲けることができるのか?
ということについて説明したいと思います。
基本的には次の2つがあります。
・為替差益で利益が出るケース
・外貨の金利で利益が出るケース
です。ひとつづつ説明したいと思います。
為替差益で利益が出るケース |
たとえば、
1ドル115円で1万ドル買ったとします。
為替手数料を無視すると、
ドルを買うのに費やしたお金は、
1万ドル×95円=95万円
95万円になります。
この状況で、もし1ドル100円になった場合にドルを売って円に戻すと、
1万ドル×100円=100万円
100万円になって返ってきます。
この場合5万円が儲かったことになります。
これを為替差益と言います。
逆に、もし1ドル90円になってしまうと、
1万ドル×90円=90万円
90万になってしまい、5万円の損が出ます。
これを為替差損と言います。
このように、ドルを買った場合に円安ドル高になった場合に儲かります。
しかし、FXはドルを売りから入ることもできますので、
円高ドル安になった場合にも儲けのチャンスは存在します。
ただ、初心者の場合はあまり売りから入るということはしないほうが無難ですし、
あとでじっくり説明しますので、
ここでは「売りから入る」という意味がわからなくても気にしないでください!
外貨の金利で利益が出るケース |
どの外貨と交換しても、円より高い金利が付きます。
たとえば、ニュージーランドドルは、
現在、金利が2.50%あります。
(金利が2.50%というのは、その通貨を1年持てば2.50%の利息がつくということです。)
今の日本円の金利から考えるとものすごい高金利です。
これを買っておけば、為替レートを考慮しないなら、
それだけで、年に約2.50%儲かります。
厳密には円でニュージーランドドルを買うわけですから、
円貯金をしてもらえるはずの金利を犠牲にして、
ニュージーランドドルの金利得るため、円金利分が機会損失になります。
つまり厳密には2.50%から円金利の0.10%を引いた、
2.40%が年間の金利になります。
このように、為替には、為替差益で儲かるケースと、
金利で儲かるケースの大きく2通りがあります。
為替取引をやっている人は、
上記2通りのどちらかの手法で利益を上げることをもくろんでいるわけです。
このサイトはFX初心者を対象にしていますが、
FX初心者でも比較的難易度が低いのは、
後者の金利によって利益を狙う方法です。(FXではスワップ運用なんて呼ばれます。)