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本当に超基礎

116円27銭 - 116円31銭の意味

よく、新聞やニュースなどで、
現在の米ドル/円の為替レートとして、

116円27銭 - 116円31銭

というような記述を見かけます。

これは、現在1ドル116円27銭から116円31銭の間で取引されている、
という意味、、、

ではありません!

これは、現在1ドルの、売値が116円27銭で、
買値が116円31銭と言う事を示しています。

ニュースのレートはインターバンク市場のレートなので、
個人の我々は全く同じレートでは取引できませんが、
売る場合は116円27銭で売れますよ、買う場合は116円31銭で買えますよ、
という意味です。

また、銀行や証券会社はこの相場を参考に、
TTM(仲値)という基準となる値段を決めます。

円をドルに換えるには手数料が必要であることは説明しましたが、
銀行や証券会社はこのTTMを基準として、手数料を上乗せします。

たとえば、116円27銭 - 116円31銭の為替レートで、
TTMを116円29銭としたとします。

外貨預金や外貨の送金などの場合はたいてい1ドルあたりの為替手数料が、
1円なので、このTTMに1円上乗せし、
117円29銭をお客にとっての買値とします。

さらに、TTMから1円マイナスした、
115円29銭をお客にとっての売値とします。

こうすることによって、自動的に、1ドルを買うときは1円高く
売るときは1円安くなるので、お客にとっては、
普通に銀行が提示した為替レートで売買すれば、
自動的に手数料も支払っていることになります。

この、1円上乗せた時の相場をTTS、
1円マイナスした時の相場をTTBと言います。

(FXではTTSのことをAsk、TTBのことをBidと言います。)

116円27銭 - 116円31銭というのは、
銀行同士が取引しているレートで、
外貨預金などでは、このレートは適用されず、
我々個人投資家には115円29銭 - 117円29銭というような、
手数料をプラスしたレートが適用されます。

この売値と買値の差をスプレッドと言います。

基本的にスプレッドは小さい方が、
為替手数料が安いということなので、
好ましいです。

外貨預金はスプレッドが大きいですが、
FX(外国為替証拠金取引)では、
スプレッドが、2銭や3銭なんてのもざらです。
(ただし現状では別途手数料がかかる業者もあります。
しかし、現在、FX業界では手数料無料化が激化しています。)

この例で考えると、116円26銭 - 116円32銭など、
ほぼ銀行同士が取引しているのと同じレートで取引することができます。

ただ、外国為替市場は相対取引といって、
その金融機関と取引する人の間で、
独自のレートになります。

ですので、新聞に載っているレートとFX業者や証券会社が提示しているレートは、
全て微妙に違います。

外国為替市場は土曜の朝から月曜の早朝にかけてしまっているので、
この間にいろんな業者のホームページでレートを確認すると、
その週の最後についた値が微妙に違うことが確認できます。

また、基本的にスプレッドは、米ドルなどの取引量が多い通貨は狭く
南アフリカランドなどの取引量が少ない通貨は広く設定されています。

流動性の低い通貨は業者が転売ができないリスクがあるので、
その分スプレッドを広くしてリスクを軽減しています。

さらに、政治、経済動向によって変更される場合もあるので、
注意が必要です。

たとえば今、アイスランドクローナ/円のスプレッドが15銭だとしても、
経済的リスクの増大(流動性の著しい低下)などによって、
一時的にスプレッドが大きく開くこともあります。

米ドル/円などの主要通貨はスプレッドが安定していますが、
マイナー通貨はスプレッドが不安定になることもある、
ということを頭に入れておくといいでしょう。

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