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テクニカル分析組み合わせる指標は多ければ多いほど当たるのか!?
テクニカル分析なんて難しい!
テクニカル指標はたくさんあるので、
全部覚えるのは大変だ!
と考えている人も多いと思います。
また、テクニカル分析を駆使して儲けている人は、
全てのテクニカル分析を熟知しているに違いない!
というイメージも持っているかもしれませんが、
これは全く違うというのが為替バカの考えです。
もし全てのテクニカル分析を信じるとすれば、
必ず矛盾が発生します。
たとえばテクニカル指標Aとテクニカル指標Bが、
両方とも買いサインを出すときは、
必ずだましになるということも起こりえます。
分かりやすく言うと、
テクニカル指標Aと、テクニカル指標Bの買いサインのうち、
半分は得意(あたりやすい)で、半分は不得意(はずれやすい)とします。
この2つのテクニカル指標の相性が悪ければ、
両方の買いサインが出た時が、
以下のようになるケースがあります。
こうなってしまうと、
両方の指標に買いサインが出たときは、
だましサインである確率が高まってしまうわけです。
ですので、
テクニカル指標は多く使えば使うほど当たりやすい、
ということは、全く言えないわけです。
理想は、テクニカル指標を組み合わせたときに、
以下のようになることです。
ですから、
まずは多くのテクニカル指標をすべて極めようとするのではなく、
「ボリンジャーバンド」でも説明したように、
MACDとストキャスティクスの2つからはじめてもらえれば、と思います。
これはテクニカル指標を使うときに限らず、
投資全般に言えることですが、
多くのものを浅く知るより、少数のものを深く知った方が効率が上がります。
儲かっている投資家というのは、
必ず自分なりの投資スタンスを確立しているので、
最終的には多くのテクニカル分析を検証して、
自分に合ったものをピックアップするのが理想ですが、
FXを始めたばかりで、自分にはわからない!という人は、
MACDとストキャスティクスから入ってみるといいと思います。