はあ？何言ってんの？
と思った人が大半かもしれません（笑）

ロスカットされたら資産が激減するに決まってるじゃないか！
という意見もうなずけます。

たしかにそうなんですが、
実はロスカットされても、
資産がロスカット前より増えているケースも確かに存在します。

為替バカもはじめのころ気づかなかったので、
一応ここで触れておきます。

ここで書くことを認識しておけば、
ロスカットされた後の気休め程度にはなります（笑）

いや、気休めというか、以外とここで書くことの影響は大きいです。

それでは具体例で考えて見ましょう。

たとえば、FXをはじめよう！と思ったとき、
今持っている円資産の3分の1は外貨で持とう！
という様に考えたとします。

人によっては4分の1くらいにしよう！と思うかもしれませんし、
張り切っている人は2分の1まで行くかもしれません（笑）

とにかく今ある全資産のうち、
全て外貨に投資するのではなく、
資産の3分の1とか4分の1という様に決める人が多いでしょう。

仮に資産の3分の1でドル/円をレバレッジ2倍で買おう！

というような場合、
万が一ロスカットされても、ロスカット後の方が資産が増大していることになります。
たとえば、今、
円資産を300万持っているとします。

そのうちの200万は普通に貯金しておいて、
のこりの100万円で、ドル/円をレバレッジ2倍で買うとします。

その後、ドル/円が半値になった時点でロスカットされ、（あまり考えられませんが、、）
証拠金として預けていた100万円が無くなって0円になってしまいます。

この点だけに着目すると、100万円の損失に思えますが、実は、
円資産として保有していたのこり200万の価値は2倍になっていることになります。

・・・・

そうですよね、ドルが安くなって円が高くなったのですから、
円資産の価値は上がっています。

この200万は額面上は200万と、
ロスカット前と全く変わっていませんが、
ドルに対しての価値はまぎれもなく以前の2倍の400万になっています。

これになかなか気づきにくいのは、
日常生活では日本国内でお金のやり取りが完結することが多いからです。

円の価値が上がったと言っても、
円を使うのが日本なら、価値が上がったことを実感することは全くできません。

たとえば、外車に乗っている人なんかは、
修理するときに、部品を海外から取り寄せるので、
修理代が結構かかったりします。

しかし、もし円高によって、FXではロスカットされて損をした場合でも、
輸入品が安くなるので、外車の部品を取り寄せる場合なんかは、
かなり安くなっていることがあります。

また、他にも、海外旅行に行ったり、
海外のサイトで買い物をするなど、
為替取引の入る行為を行うと実感できます。

ですので、逆に言えば、
FXで儲かった！と思っても、円が弱くなっていくことは、
実は日本人にとってあまり好ましくないのでは？
という複雑な気持ちも為替バカにはあります。

まあ、そのことは置いておいても、
万が一低レバレッジでロスカットされるという災難に合った人は、
このページのことを思い出し、気分転換に海外旅行でも行ってみるといいと思います（笑）

確実に物価が下がっているわけですから、
お得感があります。