為替 超入門 > 本当に超基礎 > まずは為替の全体を見よう!
本当に超基礎まずは為替の全体を見よう!
今までもやもやしていた為替について、
なんとなくわかったけど、やっぱりまだイメージが湧かない、
という人も多いかもしれません。
ここでは、いきなり為替の詳細に入るのではなく、
まずは一歩下がって、為替の全体を見てみましょう。
まず、一口に為替といっても、
意味が広いので、いろんな為替があります。
ここでは、その「いろんな為替」を紹介しますので、
一度為替についての情報を整理してみましょう。
以下の図を見てください。
為替 | |
外国為替
|
内国為替
●銀行振替
●手形 ●小切手 |
為替が一番大きなくくりになっていて、
その中に外国為替(外為とも言います。)と内国為替があります。
「為替ってなに?」でも説明しましたが、
現在では、外国為替は異なる通貨同士の交換と言う意味、
内国為替は現金の輸送を伴わない決済という意味が定着しています。
各名称をクリックすると、
詳細をわかりやすく説明しているページに飛ぶので、
ここでは、全体をつかむため、
それぞれのおおざっぱな説明をします。
外国為替について |
自分が持っている円を銀行で外貨に換えて、
貯金することを外貨預金と言います。
円を外貨に換えるには、1通貨あたり手数料がかかります。
意外と知られていませんが外貨預金は手数料が高く、
外貨定期預金の場合は、引き出すときが決められているので、
為替レートで損をすることもあり、
利益を出すのはなかなか難しいです。
●外貨MMF
高い格付けで、安全性の高い外国証券に投資する、
投資信託です。
少額から投資でき、外貨預金より高利回りなことから、
外貨預金よりは有利とされています。
●FX(外国為替証拠金取引)
為替手数料が外貨預金、外貨MMFと比べて最も安く、
「最低限必要なFXの知識」のページで詳しく説明しますが、
元手の20倍の額の取引(レバレッジ20倍と言います。)ができたりするため、
資金効率がいいところが特徴です。(もちろんリスクもあります!)
外貨預金をするなら、FXで元手の1倍の取引をした方が、
為替手数料がかなり安くなるので、利益が出やすいです。
●その他
その他の外国為替には、
たとえば、外国投信や外国株、外債などがあります。
上記4つはすべて、外国の通貨と円を交換する作業が入るので、
外国為替に入ります。
内国為替について |
いつも使っている銀行振替も実は為替の仲間だったんです。
ネットで何かを買ったとき、お金を払うときなどにも使いますね。
●手形
手形も為替の一種になります。
手形に名前を書かれた人に対し、
手形を発行した人(振出人と言います。)が、
代金を払うことを約束した証券です。
●小切手
小切手は手形の仲間なので、同じく為替の一種ということになります。
小切手に名前を書かれた人に対し、
小切手の振出人の銀行口座から、
小切手に書かれた金額が支払われます。
上記3つは、国内での現金輸送を伴わない決済になるので、
すべて内国為替になります。
以上が為替の全体像になります。
為替バカもはじめのころは、為替について全く何もわからず、
こういう説明がほしかったので、ここで書いてみました!