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テクニカル分析テクニカル分析ってなに?
そもそもテクニカル分析とは何なんでしょうか?
投資自体が初めての場合は、
聞いたこともないかもしれません。
テクニカル分析とは、
これまでの値動きを分析して、これからの値動きを予測しよう、
というものです。
たとえば、チャートが25日移動平均線を下から抜いたら、
上昇傾向にあるから買いとか、
逆に上から抜いたら下降傾向にあるから売り、
といった分析をします。
*グリーンの線が52日移動平均線です。
こういった分析は国の経済状況や貿易収支を全く知らなくてもできます。
また、チャートが移動平均線を下から抜く場合は、
ゴールデンクロスと言って、
その後も上昇が続くケースが多いです。
このように、今までの値動きを分析して、
今後の値動きを分析することをテクニカル分析と言います。
また、上記の例では移動平均線とチャートのみを使っていますが、
テクニカル指標と呼ばれるものを使うと、より効力を発揮します。
テクニカル指標というのは、
過去の値動きを分析して作られたもので、
その指標から、これから上昇する兆候(買いサイン)や、
これから下降する兆候(売りサイン)を読み取ります。
つまり、テクニカル指標がこうなったら買い、
こうなったら売りという合図が決まっています。
統計学的に作られているものもあるため、
それなりに効力があります。
ちなみにテクニカル指標というのは、
こんなやつです。
上から順にMACD、RSI、
ストキャスティクスという指標が3つ表示されています。
実際の使い方はこれから説明しますが、
上の図の中にも買いサイン、売りサインが隠れています。
こういった指標を見て売買のタイミングを測るのが、
テクニカル分析の主な作業になります。
一見難しそうなテクニカル分析ですが、
コツを掴めば心強い見方になってくれます!