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少し実践的な知識

FXの基本的な注文方法

ここでは、基本的な注文方法を説明します。

FXで基本となる注文方法は、
株でもおなじみの、成行注文指値注文になります。

それでは2つの注文方法を説明します。


 成行注文
どうしても今すぐに売買したい場合は成行注文を使います。

業者によって違いますが、数秒間現在のレートが表示されるので、
この間に注文ボタンを押せばその値段で約定することになります。
(取引が確定することを約定と言います。)

FXの注文方法の中で、一番スピードを重視した注文方法になります。

また、成行注文はプライス注文とか、
ストリーミング注文とも呼ばれます。
(取引画面では「プライス」とか「ストリーミング」と書いてある場合もあります。)

もともと成行注文は、
いくらでもいいから買いたい(売りたい)という注文だったのですが、
今のようにFXに関する法が整備されていなかったころは、
悪意のある業者が、成行注文で、
個人投資家に不利なレートで約定させたり、
マーケットプライスとかけ離れたレートで約定させたりすることがありました。

こういった弱者の立場を考えて、
今のような数秒間レートを提示するタイプが主流になりました。

しかし、どうしても早く約定したいとき以外は、
指値注文を使うのがベターです。


 指値注文
成行注文に対し、指値注文はその名の通り、
こちらから、この値段で買いたい、売りたい、という値段を指定します。

成行注文より約定するまでに時間はかかりますが、
自分が思った値段で約定できます。

しかし、あまりにかけ離れた値段を指定すると、
当然その水準まで為替レートが動かないと約定できませんので、
場合によっては、約定しない場合もあります。

指値注文は別名リミットオーダーとも呼ばれます。


成行注文と指値注文の2つが最も基本的な注文方法になります。

両方とも株式投資でも使用されている注文方法ですね。


 FXではいろんな自動売買ができます!
このほかにも、FXには、逆指値注文(ストップ注文)
IFD注文OCO注文IFO注文などがあります。

これらは全て自動売買をするための注文方法になります。

自動売買というのは、
たとえば、今1ドル100円として、
この為替レートが1ドル99円になったら買い、
それからさらに105円まで上がったら売り、
というように、一連のシナリオを立てて自動的に売買することです。

FXをハイレバレッジでやる人にとっては、ほんの少しの為替レートの変動が、
何倍にもなって返ってくる上に、
外国為替市場は24時間開きっぱなしなので、
常に相場を見ていると言う事が不可能です。

ですので、短期売買・ハイレバレッジで、
自分が思い描いたとおりに売買するには、
自動売買は非常に重要になってきます。

これらの注文方法については、
次のページから詳しく説明しますが、
これらを使いこなせば、
まるで、パソコンの前に張り付いて、
常に相場を見張っているかのような売買が可能
になります。

また、予期せぬ暴落でも、
あらかじめこのラインに達したら売るという注文を出しておくことで、
リスク回避にもなります。

ただ、頻繁に売買する人にとっては重要な自動売買ですが、
売買回数をなるべく抑え、スワップ益を狙って低レバレッジで運用する人にとっては、
自動売買はそれほど活躍する機会がありません(笑)
(為替バカはあまり使ってません(笑))

ですので、頻繁に売買するつもりが無い人は、
参考程度に読んでもらっても結構です。

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