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少し実践的な知識

じゃあ、スワップが両方プラスの場合は?

*このページの情報は2008年07月17日時点のものです。

「なんで!?売りスワップも買いスワップもマイナス!?」では、
スワップが両方マイナスに表記されている場合の考え方について書きました。

では両方プラスになっているのはどういうときでしょうか?

これも同じように考えればわかるのですが、
両方プラスの場合は、買い持ちでスワップを支払う通貨の場合です。

ロールオーバー時のレートが売りでも買いでも少し加算されるわけですから、
買った時のレートより、少し高く買い戻すことになり、
毎日スワップ金利がマイナスされていくことになります。

通常通貨ペアは、「ZAR/JPY」のように、通貨/通貨の形で書きます。

そして、
「左の通貨の金利>右の通貨の金利」の場合は、売り買いスワップ共にマイナス表記、
「左の通貨の金利<右の通貨の金利」の場合は、売り買いスワップ共にプラス表記、

ということになります。

こういった理屈がややこしい場合は、
スワップの絶対値が小さい方の取引をした時が受け取りになる
と覚えておいてください。

たとえば、

通貨 買いスワップ 売りスワップ
ZAR/JPY -36 -41

この場合ならZAR/JPYの買いで36円の受け取りになり、

通貨 買いスワップ 売りスワップ
USD/MXN 5.5 4.5

この場合ならUSD/MXNの売りで4.5MXNの受け取りということになります。

受け取りの単位は通常右の通貨の単位になっています。

たまに円換算してくれている場合もありますが、
慣れてくると、円換算されると逆にわかりにくかったりします(笑)

大抵の業者では受取をプラス表記、
支払いをマイナス表記というように、初心者向けの表記にしてくれていますが、
沢山の通貨ペアを取り扱っているところなどは、
主要通貨ペア以外はインターバンクの表記法になっていたりします。

前ページに続いて少し難しい内容になったかもしれませんが、
スワップが両方マイナスまたは両方プラスで記載されているのを見ても、
スワップの絶対値が小さい方の取引をした時が受け取りになる
ということだけ押さえておけば、間違えて解釈することはありません。

難しい場合はこの法則のみ覚えてもらえば大丈夫です!

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