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少し実践的な知識月曜は窓が開くことがある!?
外国為替市場は、
土曜の早朝から、月曜の朝までお休みになります。
月曜はその週の一番初めの値段がつくわけですが、
少しだけ頭の片隅に入れておかなければならないことがあります。
とは言っても、
スワップ狙いの長期投資をやるならそれほどは影響しないと思うのですが、
状況によっては好ましくないことが起こる場合もありますので、
一応ここで触れておきます。
窓を開けるってなに? |
ローソク足チャートで、
空間が開いた状態を窓が開くと表現します。
以下のチャートを見てください。
上記はGBP/NZDのチャートの一部です。
前営業日の終値からかけ離れた値段で、
その日の始値がついた状態です。
株では毎日3時に取引が終了するので、
為替より窓が開く頻度が高いのですが、
為替では24時間取引されているので、
値が飛ぶということはほとんどありません。
しかし、よく考えてみると、
土曜の早朝から月曜の朝までは市場が閉じていますので、
まれに値が飛ぶこともありえます。
頭の片隅に置いておかなければならないこと |
発生する頻度は低いですが、
証拠金以上の損失を被る可能性があります。
窓が開くということは、
暴落または暴騰ですから、
一挙に損失が膨らむことが考えられます。
上のチャートでは、
窓があいているのは、
2.9050から2.8751の間になりますから、
この間はロスカットレートをはさんでいようが、
損切り逆指値注文を出していようが、
絶対に約定できないわけです。
ですので、ハイレバレッジ業者で、
ロスカットレートが、証拠金ぎりぎりまで耐えれる場合などは特に、
空間が開くことによって、予想以上の損失を被る可能性があります。
為替市場では窓が開くことすらまれですから、
窓が開いて、なおかつロスカットレートを飛び越えてしまうということはかなりまれですが、
一応頭の片隅には置いておかなければなりません。
(起こりうるリスクは極力、全て把握しなければなりません。)
また、自分が注文した指値が、
窓が開いて飛び越してしまった場合の扱いなども、
FX業者によって違います。
中には「月曜日の約定ルール」、
といったページを設けて説明している業者もあるので、
自分が使っている業者が、
どんな扱いをしているのかを確認しておくといいと思います。
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