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神聖なるFX業者の選び方

こんな業者に口座開設しよう!

為替バカがFXをはじめたころ、一番気がかりだったのは、
自分が目をつけた業者が本当に安心できる業者かどうか、
ということでした。

ここでは、為替バカがはじめのころ、
知っておけばよかったなー、と思う、
安心できる業者の特徴をピックアップしたいと思います。

それでは、以下、重要と思われる順にピックアップします。


 最重要!金融庁に登録されているか?
まず最重要のポイントとしては、
金融庁の免許・登録を受けている業者かどうかと言う点です。

2005年7月1日から金融先物取引法が新しくなり、
FX業者は必ず金融庁に登録しなければならなくなりました。

つまり、金融庁に登録されていない業者がFX業者をやっている、
ということ自体が違法
になりました。

ですので、金融庁にFX業者として登録されている、
というのは絶対条件となります。

これは、金融庁のサイトで確認できます。

金融庁:http://www.fsa.go.jp/index.html

トップページ上のメニューから、
「所管金融機関の状況」というリンクがあると思います。

そのリンク先ページに、
「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」というリンクがあります。

それをクリックすると、
「金融商品取引業者」というPDFファイルのリンクがありますので、
それを参照してみましょう。

このPDFファイルの「業務の種別」の「第一種」の欄に○がついている業者が、
FX業者として金融庁に認められている業者、ということになります。

まずはこれを確認しましょう。


 絶対に勧誘しない業者
上に書いた通り、
2005年から金融先物取引法が新しくなり、
基本的に、FX業者の勧誘が禁止されました。

こちらから、勧誘を要請した場合を除いては、
FX業者がお客に対して勧誘をすると、違法となります。

ですので、勧誘をやっている業者があれば、
その時点で悪質と見なすべきでしょう。


 信託保全をしている業者
簡単に言うと、我々投資家のお金を信託銀行などに預け、
FX業者の資産と投資家の資産を別々に管理している会社、
と言う事です。

もし、お客から預かったお金と、
会社のお金や資産を一緒にしてしまうと、
その業者が倒産や廃業に追い込まれたときに、
債権者からお客のお金まで差し押さえされ、
最悪の場合返ってこなくなる可能性があります。

たとえば、YJFX!なら、
お客から預かったお金は三井住友銀行に預け、
会社の資産とお客の資産を完全に分離しています。

これによって、もし外貨exの運営会社である、
株式会社ワイジェイFXが倒産しても、
お客の資産は別に保管されているので、
債権者から守ることができます。

これは、全てのFX業者が行っているわけではありませんが、
極力信託保全をしている業者を選んだ方が無難です。

特に、スワップ狙いで長期保有を考えている場合は、
数年間預けることもあると思いますので、
信託保全を実施している業者を選ぶことを強くおすすめします。


 自己資本規制比率が120%を大きく上回っているか?
自己資本規制比率と聞くと、なんだか難しいような気がしますが、
これは、すでにFX業者がサイトに掲載していますので、
その数字を確認するだけでOKです。

そもそも自己資本規制比率とはなにかというと、
証券会社やFX業者などが健全性を保つために設けられた規制で、
金融先物取引法では、120%を上回るように義務付けられています。

一応算出式を載せておきます。

自己資本規制比率=固定化されていない自己資本÷リスク相当額×100

イメージが湧きにくい場合は、上記の式は完全に忘れて、
次のことだけ覚えておいてください(笑)

・140%を下回ると金融庁への届け出が必要。
・120%を下回ると、新たに口座開設をできなくなる。
・100%を下回ると、3ヶ月以下の営業停止もしくは、登録取り消しになる。

我々にとって重要なのは、下2つです。

120%は上回るように義務付けられていますから、
このラインが重要です。

120%を大きく上回っていれば、問題ありません。

これは毎年3月、6月、9月、12月に算出され、結構変動しますので、
「300%の業者より700%の業者の方が絶対に良い!」
というような固執はしなくてもよいと思います。

また、まれに自己資本規制比率を自社サイトに掲載していない業者がありますが、
こういった業者は、その時点であまり良心的とはいえません。


 ネット取引ができる業者か?
一昔前に暗躍していた悪徳業者は、
主に電話での勧誘や直接訪問による勧誘を頻繁に行っていました。

その流れで、取引をすることにしたお客は、
電話で口頭の注文を業者に頼み、
それを聞いた業者が注文を取り次ぐ、
という形が主流でした。

しかし、口頭での注文であるため、
FXをやめたいと思ったお客が、
業者に決済の注文を出したにもかかわらず、
それを取り次がず、お客のお金で勝手にいろんな売買をして手数料を稼ぐ、
といったことがまかり通っていました。

したがって、取引に関しては、
電話ではなく、ネットを中心に取り扱っている会社を選べば、
自分が出した注文が意図的にねじ曲げられるということもありません。

さらにネットでの取引なら、
電話口の営業担当者の相場観を押し付けられることもありませんし、
(「今買えば絶対儲かる!」など、、)
取引レートも明示されていて、透明性が高いです。

そういった点でFXはネット取引でやるのが無難です。

はじめは誰の意見も聞かずに売買に踏み切るのは、
勇気がいるかもしれません。

そういう場合はネット取引ができる業者でも、
電話サポートがあるので、それを利用すればいいでしょう。

為替バカもよく利用しますが、
担当者なりの意見をいってくれます。

もしくは、こうやってインターネットでサイトを見ることができる環境にあるのですから、
ネット上で情報を収集するというのもいいと思います。
(こうやって情報力を高めることは投資において重要です。)


以上が安心できる業者を選ぶポイントでした。

最初の2つを満たしていない業者は違法な業者ということで論外、
残り3つを満たしていない業者は違法ではありませんが、
極力避けた方が無難ということになります。

これらの条件を満たす業者の中から、
手数料の安いサービスの充実した業者を選ぶ

というのが賢いやりかただと思います。

このサイトで紹介する業者は、
上記5点を明記して紹介したいと思います。

つまり、もし信託保全をやっていない業者なら、
そのことを明記しますので、参考にしていもらえればと思います!

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