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神聖なるFX業者の選び方GFT系とかSAXO系って何のこと?
FXのサイトやブログを見ていると、
よくGFT系とか、SAXO系という言葉を目にします。
GFT系とかSAXO系とか、
当たり前のように知っている前提で書かれてるけど、
どういう意味なんだよ!と思っている人も少なくないと思います。
(為替バカもはじめのころはそうでした(笑))
ここでは、これらの意味と、
FX業者の業務形態について説明します。
GFTというのは、アメリカのGlobal Forex Tradingという会社のことで、
GFT系というのは、GFTに注文を取り次いでるFX業者のことを指します。
つまり、GFTと我々個人投資家の注文の仲介をしている業者を、
GFT系と言います。
SAXO系というのも同じくSAXO BANKという会社に注文を取り次いでいる、
FX業者のことを言っています。
FX業者の業務形態には大きく以下の2種類があります。
業務形態 | 特徴 | 業者例 |
プリンシパル |
どこにも注文を取り次がず、 顧客と直接取引きをする業者。 入金はその業者にすることになります。 |
LION FX GMOクリック証券 YJFX! |
IB(イントロデューシングブローカー) |
自社以外の為替業者に顧客を紹介する業者。 入金は取り次ぎ先の業者にすることになります。 つまり取り次ぎ先の業者の信用が重要になります。 |
FXブロードネット Hirose-Trader |
IBは顧客を提携先の業者に紹介することによって、
紹介料もしくは手数料を上乗せする形で利益をあげています。
GFT系の場合は、トレードシステムにGFTのシステムを採用しているので、
GFT系なら同じトレードシステム、
同じレートになります。
GFT系の場合は信託保全は実施されていますが、
IBは顧客に対する責任は負いません。
一方プリンシパル業者は、
各社それぞれトレードシステム、レートが違います。
お金もその業者に預けることになり、
顧客に対する責任も負います。
また、北辰物産は、一応プリンシパルに属しますが、
トレードシステムはGFT、取引は自社で行っています。
ニュアンス的にはプリンシパルとIBの中間的な感じになります。
初心者におすすめはプリンシパル |
FXに関してもアメリカはやはり日本より進んでいるので、
日本のプリンシパルよりもかなりサービスがいい業者もあります。
SAXO系業者なら取扱通貨ペア数は160近くありますし、
海外業者は手数料(スプレッド)も安い傾向があります。
脱初心者レベル、中級者レベル以上には重宝しますし、
サービスの多さは自由度の高さを生むのですが、
それが逆に選択肢を多くしていて、初心者には迷いが生まれることにもなるかもしれません。
トレードソフトも英語で作られたものもあるため、
完全に日本語に対応しているとは言いがたい状況です。
ですので、はじめてFXをやる人なら、
なるべくなら日本のトレードシステムを使いたいところです。
IBは顧客への責任を負わず、英語の壁があることも考慮すると、
やはり、はじめての場合は、
日本のプリンシパル業者を選択する方が無難だといえます。